幼稚園の頃、眠るのがこわかった。寝つきが悪く、柱時計の音に目が冴えていった。そのうちに、眠ったらそのまま死んじゃうんじゃないかなんて考え始める。眠ってる間に死んじゃって、自分だけそのことに気づかずにいる。死んだことを知らずにいるこわさ。だ…
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