瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

月のはなし

十二支は「亥」と書いて「いのしし」と読みますが、年賀状に「猪」とは書きません。
ベトナムの干支には「猫年」があるそうです。
考えると、十二支って不思議です。
そもそも十二支って何のためにあるのでしょうか?
今年は2月5日が旧暦の元日に当たります。
この機会に十二支の謎をさぐってみましょう。

     月のはなし
2019年2月3日(日) 16:00~18:00
ギャラリー凛にて 東京都江東区亀戸5-19-6
参加費:3500円
※ 旬の逸品料理をお出しいたします
  アレルギーのある方はお申し出ください
  お料理に合ったお酒を少々お出しいたしますので
  お車でのお越しはご遠慮ください
申し込み方法:info@gallery-rin.co.jp
                    03.3681.1631
         1月31日までにお申し込みください(先着10名様まで)

2019 こよみ始めました

いよいよ11月。
まだ急ぐ必要はありませんが、2019年版のこよみ御用意できました。

月のこよみ・・・和紙の旧暦こよみ・・・2160円
月のカレン・・・卓上はがき版カレンダー・・・1080円
月のニッキ・・・本当の自分を知るニッキ・・・2160円

瞳堂文庫 (手表装・革装)
瞳堂 月下独酌         1620円
瞳堂 月下独酌~秋の巻~  1944円
瞳堂 月下独酌~空の巻~  1944円
月のいろは            3024円

月のまもり・・・あなたを見守るお月さまのまもり・・・1620円

詳しくは「瞳堂」のホームページをご覧ください。 http://www.hitomidou.com


月のはなし

久しぶりに「月のはなし」をいたします。
亀戸の「ギャラリー凛」にて10月21日(日)の16:00~18:00
この日はちょうど十三夜。
いつものように旧暦や月のめぐりの話と、旬の逸品料理をお楽しみいただきます。
もちろん美味しいお酒もございます。
天気が良ければ月を見ながらなどとも考えております。
会費は3500円
料理の都合がありますので、お申し込みをお願いいたします。
03-3681-1631 ギャラリー凛 まで

良縁 月のカレン

「月のカレン」のユーザーの98パーセントは女性です。
最近気づいたのは、リピーターの方からご注文を頂いたとき、名字が変わった方の多いことです。
「月を見るのが好きになりました」というメッセージが嬉しいです。
そうです、ただ、月を見るだけでいいんです。
月は、満ちても欠けても、雲がかかっていても、いつも美しいです。
月のめぐりを見ていると、身体の中のめぐりや心のめぐり、人と人のめぐりあわせが、少しづつ整ってくるのがわかります。
おだやかな心が、心地いい雰囲気をかもすのでしょうか?
居心地のいい人は、磁石のように引き合います。
月は、鏡のように光を映すものです。
あなたが月のように、誰かの優しさを映したなら、その誰かは優しい心を映し返すでしょう。
優しい心は、好きなものを好きと言える、本当の強さをもっています。

年末再考


12月15日から年賀状の受付けが始まったけど、未だかつて、そんなに早く出せたことがない。
それは、年末がまちがってるからだ。
クリスマスと元日が、近すぎるのがいけない。
クリスマスはキリスト教の行事だから、グレゴリオ暦の12月25日にやるのはいい。
グレゴリオってのは、その昔、改暦をしたローマ法王の名前なんでね。
でも、元日はグレゴリオ暦でやったら、季節感がズレちゃう。
グレゴリオ暦に変える前の、旧暦の一月一日がほんとの元日なんだから。
来年なら、2月16日が旧暦の元日にあたるから、クリスマスの後53日も間があく。
これなら余裕で年賀状も書ける。
ゆっくりと一年を振り返って忘年会で呑むこともできるし、大掃除だってやり放題だ。
何しろ、クリスマスの後、一週間で元日ってのはまちがってる。
だから、年末は旧暦でやろう。


いられない人

人事ってのは、むずかしいね。
面接されることはあっても、面接する側になったことはないが、あれは神経戦だと思う。
履歴書にある経歴と、面接の印象だけでは、正直、判断しかねるんでね。
華々しい過去の持ち主なのに、なぜ、今ここで面接をうけている?っていう本当のところ。
面接の受け答えの内容、態度、顔の表情だけでは、中身はほとんどわからない。
世の中、けっこう役者が多いから、見抜くのは大変だ。
どんな極悪人でも、仕事さえきっちりしてくれたらいいようなもんだが、どう繕ってもボロが出る。
遅かれ早かれ、そういうことになる。
いられない人は、どうあっても、いられない。
そういうの、もう何度も見ている。
結局、心根がよくなけりゃ、だめだってこと。
最近少し、見分けがつくようになったよ。
瞳堂は、人見堂でもあるんでね。

こころざし 深き人には いくたびも あはれみ深く 奥ぞ教ふる (利休百首より)

♪ 羽 鐶 箸 香合 釜のふた
   鐶かけおきて 釜しきを出す
   炉掃いて 下火なおして 灰蒔いて
   掃いて 炭つぎ 掃いて 香焚く
 
15cm四方ぐらいの白い和紙に、こんなふうに、筆で書かれたものが出てきた。
これは、裏千家茶道の初炭手前の手順を、覚えやすくしたものだ。
昔、こっちがあまりに出来ないんで、稽古中に、師匠が懐から紙を取り出して、筆でさらさら書いてくれた。
みごとな白髪をキッと結った、明治生まれのこの婆さんは、小柄ながら、当時、東京一おっかないと言われていた。
師匠の前で、緊張で手が震える弟子もいる中、こっちは何故かのびのび出来て、一度もおこられることはなかった。
出来の悪い子ほど可愛いって言うけど、こっちはよっぽどだったようで、さっきのと同じような紙が、うちには4枚残っている。