瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

いられない人

人事ってのは、むずかしいね。
面接されることはあっても、面接する側になったことはないが、あれは神経戦だと思う。
履歴書にある経歴と、面接の印象だけでは、正直、判断しかねるんでね。
華々しい過去の持ち主なのに、なぜ、今ここで面接をうけている?っていう本当のところ。
面接の受け答えの内容、態度、顔の表情だけでは、中身はほとんどわからない。
世の中、けっこう役者が多いから、見抜くのは大変だ。
どんな極悪人でも、仕事さえきっちりしてくれたらいいようなもんだが、どう繕ってもボロが出る。
遅かれ早かれ、そういうことになる。
いられない人は、どうあっても、いられない。
そういうの、もう何度も見ている。
結局、心根がよくなけりゃ、だめだってこと。
最近少し、見分けがつくようになったよ。
瞳堂は、人見堂でもあるんでね。