瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

氷雨

今日は、すごく冷たい雨。
東京でも一瞬、初雪が舞ったらしい。
こんな雨を、氷雨(ひさめ)って言うんだろうか。
昔、「氷雨」って歌があったな。
1977年の佳山明生さんのデビュー曲なんだけど、売れなくて、4年後の1981年に再発売してもダメで、1982年に再々発売をして、ついに翌年大ヒット。
2回も廃盤になったのに復活させるとは、ものすごい執念だ。
あれからもう30年近くなるなんて、時の流れは川とは逆で、後になるほど早く流れるものらしい。
丁度ヒットしてた頃、後輩の家で大酒呑んで、カセットテープに合わせて歌ったのを思い出す。
しかし、何が悲しくて、あんなに呑んだんだろう。
あの日もやっぱり、寒かったからか。
ところで、氷雨って、夏の季語なんだってね。
雷雨の時に、降ってきたりするやつ。氷雨(ひょうう)からきたんだと思うけど、雹(ひょう)のことだ。
でも、あの歌があるから、氷雨って聞いて、夏を思い浮かべる人は少ないだろうね。