瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

リュウグウノツカイ

リュウグウノツカイっていう深海魚がいる。
タチウオをでかくしたような姿に、頭から赤いヒモみたいなのをヒョロリと伸ばした、5m~10mの長さの魚だ。
200m~1000mの深い海にいつもはいるから、その生態はほとんど知られていない。
今までは、網にひっかかったり、浜に打ち上げられたりっていう報告が、10年に一度ある程度だった。
ところが、この3ヶ月ぐらいの間に、日本海沿岸で、何十匹も見つかっている。
昔から、リュウグウノツカイは、地震の前ぶれって言われてるらしい。
直接的なつながりは分からないけど、何しろ、海の底の方で大変なことが起きてることだけは確かだろう。
それと関係ないといいんだけど、最近、大きな地震が頻発している。
地震の後の被災地の映像を見ると、壊滅的な被害を受けたのは、人間が造ったものだけで、海も山もいつも通りに穏やかだ。
地震ってのは地球の身ぶるいで、人間を振り落とそうとしてるのかも知れない。
ってことは、地球が人類の所行に対して、激怒してるってことなんだろう。