入梅

今日は雑節の一つ、入梅だ。
旧暦時代は、二十四節気の芒種のあとの最初の壬（みずのえ）の日を、梅雨入りってしてたらしい。
今は、太陽が黄経80度を通過する日を、入梅としている。
それは毎年、新暦の6月11日頃にあたる。
だから、入梅って言っても、実際の梅雨入りとは、必ずしも一致しない。
日本も広いから、暦の上で入梅って言い切るのも変な話なんだけど、一応、田植え時期の目安にはなってるんだろう。
前は、梅雨はじめじめしてて嫌だったんだけど、最近はそれほどでもなくなった。
雨ん中を歩くのも悪くない。
傘をさして歩くと、いつもとちがう所に目が行くから、何かしら新しい発見があるしね。
雨のあい間に、畑を見に行くと、作物が急に伸びていたりする。
恵みの雨とは、よく言ったもんだ。