平家物語と
源氏物語は、対だと思ってた。
源氏物語を読み始めたけど、なかなか源氏が戦おうとしないから、途中でやめた。
平家物語は、
信濃前司行長(しなののぜんじゆきなが)って人が書いたんだってね。
祇園精舎の鐘の声
諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色
盛者必衰の理をあらはす
おごれる人も久しからず
ただ春の夜の夢のごとし
たけき者もつひには滅びぬ
ひとへに風の前の塵に同じ
ここまでしか知らないけど、これで全てを言い尽くしてるんだろう。
諸行無常と言うけれど、何も哀しいことじゃない。
鐘の音をどう聞き、花の色をどう見るのかは、無常の心の赴くままだ。