瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

オカピ

ウマのような体型で、胴体は黒褐色。
四本の足には、シマウマのような白黒の横縞模様がある。
舌は青白く、耳に届くほど長い。
それが、オカピだ。
1900年頃に発見されたんで、デビューは遅い方だ。
足の模様がシマウマそっくりだから、最初はシマウマの仲間だと思われていた。
でも、良く調べたら、これがキリンの先祖だったんだな。
オカピの方が古い生物なのに、キリン科に分類されている。
本当なら、キリンがオカピ科のはずなのにね。
古い動物の方から先に発見しといてあげないと、後々、気の毒なことになる。
おかげで、三大珍獣とまで呼ばれている。
珍獣って、何を基準にして珍しがってるんだろうか。
ゾウもヘビもカンガルーも、生き物は全部珍しいと思うけどね。