瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

瞳堂

今日は、旧暦の師走の三十日、つまり大晦日
そして明日は、元日です。
わたくし、旧暦のこよみ屋、瞳堂(ひとみどう)と申します。
瞳堂の「ひとみ」とは、「ひ」と「み」のこと。
「ひ」は左にて、火、すなはち陽。
「み」は右にして、水、すなはち陰。
瞳は、左と右、火と水、そして陽と陰を、無心に見る心の目を意味しております。
そして、陽と陰は、日と月。
旧暦は、太陰太陽暦、つまり日と月の暦。
まさに、瞳堂とは、旧暦のこよみ屋にふさわしい名といえるかも知れません。
また、「ひ」と「み」の「火」と「水」を、火(か)水(み)と読めば、すなはち「神」。
火と水、日と月は、神ということになります。
そして、瞳堂は、ただ澄んだ瞳であることをのみ願っております。