瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

旧暦誕生日

月の満ち欠けと、体調および心のありようの関係は、潮の満ち引きと、血潮の満ち引きの関係に対応してるらしいということは、不便利帖の考察の結果分かってきたことだが、ただ、それだけのことならば、満月の夜には全員が欲情するという、分かりやすい世の中に成ってしまう。
そうならない理由は、何だろうか。
遠く離れた星々の配置が、人の運命を支配するという星占いの理論が成り立つならば、一番近い天体の月が、人の心と行動を決定づけるという理論の方が説得力がありやしないか。
つまり、その人の誕生日の月の形(潮の満ち引きの加減)が、その人の心の基準点になるということだ。
瞳堂の誕生日の11月8日を、その年の旧暦に換算すると十月十二日になる。
去年の不便利帖の旧暦十二日をみると、2/18「こだわりなし」、3/19「平静」、8/12「平」、11/9「波立たず」とあり、やはり十二日の半月を太らせたような月が、基準点になるようだ。
今日は、旧暦の七月十二日。いろいろあったが、どっしりとして揺らぐ事がなかった。
旧暦の十二日は、瞳堂のまさに肝だな。