瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

化学調味料

白い魔法の粉。かければ何でもおいしくなる。
うちにもあるけど、あんまし使わないから、しけって固まっちゃってる。
お店で買って来た食べ物には大概入ってるみたいだ。
でも、入れないとどうなるんだろうか。
多分、不味いんだろうな。
不味い食べ物って、どういうもんなのか。それは食材に力がないってことだろう。
トマトでもホーレンソウでも、見た目は同じように見えても、本来あるべき力がないから味がのってない。
もちろん大切に育てて、力のあるおいしいものもあるけど、そうじゃないのは比較的短時間に簡単に作れるようだ。
でも、味気ない。
それで、かけちゃうことになる。
いちどかけちゃうと、やめようと思っても、やめられなくなる。
危険性なんてのは、こっちには分かんないけど、化学調味料が発明されたのは明治時代だっていうから、旧暦時代にはなかったってこと。
旧暦人の直感に従うなら、これは使っちゃならん。