似ビール

ビールは税率が高いそうで、麦芽の比率を低くしたビール風の、発泡酒ができた。これは、ビールより安い。
今度は、ビールや発泡酒とは別の材料、製法のビール風味飲料の「第三のビール」ができた。発泡酒よりさらに安い。
各社とも技術がすごいから、ビールと味は変わらないようなことを言っている。
ほとんど飲んだことないから、何ともいえないが、やっぱりちがうよ。
泡がちがうし、後味もちがう。第一酔い方がぜんぜんちがう。
ビールよりぐっと安い物を、莫大な研究費と広告費を使って、売り出す以上、それでも商売が成り立つ裏付けがあるはずだ。
単価が下がったからには、パック率を上げて、客単価を上げる確実な方法がな。
安いからと思って、気軽にもう一本っていう事もあるだろうし、つい後を引くような味付け（仕掛け）をしてあるのかも知れない。
あとは、何らかの方法で、原価をめちゃくちゃ抑えているかだ。
いずれにせよ、原材料を見ると、ほとんど正体の分からない書き方がしてある。これは、こわいな。
懐が痛まない分、後で内臓が痛むなんてのは困る。
こっちはバカだから、ビールならビールでいいや。
だから、土地土地の地ビールは飲みたいが、似ビールはやめておく。