瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

献血

半年ぶりに献血に行った。
400ml採るから、酒ならワンカップ2本強だ。
こっちにとっては結構な量だが、いざ輸血となれば、ほんのわずかな助けにしかならない。
昔なら助からなかった病気を、一発で治す特効薬が、いくらでも作れる世の中だが、血液だけは工場じゃ造れない。だから、献血するしかない。
針を血管に刺すのは、正直嬉しくないんで、せめて刺さってる時間だけでも、短くしようと考える。
手術時の出血量は、月齢に関係するらしく、満月近くの日には、出血量が多いと言う。
こいつを逆に利用してみよう。
おとといが満月だったから、今日あたりは、まだ血の出の良い日だろう。
それでかどうか知らないが、今日は7分で400採れた。まあ気分の問題だがね。
血を採られるってのは、身体にとってはダメージだが、逆に造血作用が活発になり、全身の細胞が活性化するんじゃないかと思う。
いずれにせよ、激しい運動は避け、血や肉になるものを喰えば、事足りる。
聞かれれば、ジュースをただで飲ませてもらえるから、献血しに行くんだって人には言うけど、本当のところは、そうじゃないんだな。