瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

稲荷神社

稲荷神社は、宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)などを主祭神として祀っていて、稲成の意で、穀物や農業の神だ。
稲荷はキツネって思われがちだが、キツネは稲荷神のお使いなんだな。
江戸に多いものに「火事 喧嘩 伊勢屋 稲荷に犬の糞」ってのがあるけど、いまでもあっちこっちに、赤い鳥居を見かける。
今日、ちょいと出かけた帰りに、気になって入った横道の先に、立派な氷川神社があった。
お参りの後、境内のすみにある祠が目についた。何々稲荷という名は無く、ただ稲荷神社とだけ板に小さく書いてあり、派手な赤い鳥居もない。
こっちは、何かの時に、急に後頭部のへんがジーンとしびれることがあって、またそれになっちまった。
ふと、狐の像を見ると、左側のは宝珠をかかえていて、右側のは宝珠といっしょに、子狐を大事そうに抱えていた。
それを見て、あっと思って、手を合わせた。
実は一昨日、娘がちょっとした交通事故にあい、自転車は傷ついたんだが、娘は奇跡的に無事だった。
きっと、守ってくれてたんだなと思って、心からありがとうを言ったのさ。