瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

立冬

今日は、立冬
二十四節気は、太陽の目盛りだから、旧暦の日付(九月二十一日)には関係なく、毎年、新暦11月7日か8日に立冬はある。
結構暖かい一日だったが、立冬ってのは「今日から冬です」じゃなくて、「そろそろ冬が始まりますよ」っていう日だから、それでもいいんだ。
七十二候は、「山茶始めて開く」とある。
ものの本によると、山茶は「つばき」と読むと言い、椿のことをさすとか、山茶花(さざんか)をさすとか書いてあって、ややこしい。
ツバキにはまだ早いから、やっぱり、サザンカが咲き始める頃って事だろう。
どっちもツバキ科で似ているし、交配種も多いから、ごっちゃになっちゃってるけど、ちがうところは、椿の花はポトリと落ちて、山茶花は花びらが散るってこと。
サザンカって言うと、童謡の「たきび」を思い出すけど、最近は、めったに焚き火も見かけない。
街じゃ、焚き火も贅沢品になっちまった。