ドラッグストア

薬局とドラッグストアは、もともと別物なんだろうけど、昔は用事が無けりゃ、薬局には行かなかったけど、今は用も無いのに、ドラッグストアにいることがある。
むしろ、ドラッグストアに行かなくちゃぐらいの、強迫観念すらある。
でも、あんまし薬は買わない。
必要に迫られて薬を買うことはあるけど、そうじゃなくて、いるんだかいらないんだか分からない、効くんだか効かないんだか分からないようなものばかり、つい買っちゃう。
まあ、大概は消耗品の部類だ。何度もくり返し使えるものは、あまりない。
消耗品ばかり買ってると、財布の中身も消耗するし、心のどこかが少しずつ消耗していく気がする。
無きゃ無いで困らないものは、はなっから無い方がいい。
それとは逆に、無きゃ無いで困らないと思って切り捨てた旧暦（月のこよみ）が、実は日々の生活にとって、いろんな意味で、なくてはならないものだってことが、最近、浮き彫りにされてきている。
それは、当然の流れだろう。当たり前の世の中に、早くなってくれればいいと思っている。