瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

カレンダーの日

12月3日は、カレンダーの日。
これは、太陽暦への改暦に際し、明治五年十二月三日(旧暦)が、明治6年1月1日(新暦)になったのにちなんで、全国団扇扇子カレンダー協議会が1987年に制定したものだ。
この協議会名なんだけど、団扇と扇子の並びはわかるが、どうしてカレンダーがくっついてるんだろう。
調べたら、昔は夏場に会社や商店の名入りの団扇や扇子を配り、年末は名入りのカレンダーを配ったことから、PR販促用アイテムっていうくくりだったんだな。
上野の弁天堂の境内に暦塚ってのがある。これは、この協議会が建立したものだ。
塚って言っても、石で出来たプレートの上に、日時計と地球儀がのっかっていて、これが不忍池の畔にあるわけだ。
人類の文化は暦に始まり、暦の研究からあらゆる学問がおこり文化が発達した。だから、今一度原点に立ち戻り、暦の大切さを認識しようという思いが、この塚には託されている。
全くその通りだ。暦が人を作ると言っても過言ではない。
暦を日々書きつづる一人として、心に深く刻み込んでおこう。