瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

抜いたり、剃ったり、描いてみたり、眉毛の流行りにもいろいろある。
昔のお公家さんは、引き眉って言って、眉毛を抜いちゃって、とんでもない所に掃墨でボンヤリと眉を描いた。
江戸時代には、亭主持ちは眉を剃り落として、お歯黒。
想像しただけで、ゾクッと来るね。
ウズベキスタンあたりじゃ、一本眉毛が美人の条件だから、草の汁を塗って毛を生やそうとしたり、描いたりするらしい。
日本じゃ、80年代は、とにかく太いのが流行った。
ドラマの再放送なんか見ると、やたら太いのが出てきて、笑う。
90年代の中頃になると、極端に細いのが流行り出して、銃刀法にひっかかりそうなくらい、とんがっていた。
また最近じゃ、太くなりつつあるらしいね。
こうして見てると、太くなったり細くなったりの周期は、だいたい30年。土星の公転周期と、ほぼ同じ。
月の満ちたり欠けたりの周期が、およそ30日。
月と眉をつなぐ、この30と言う数字には、何かを暗示する謎や、何か重大な意味は特になさそうだな。