瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

空気が澄んでるせいか、見える星の数が、めっきり増えた。
とくに、ここ数日の空は、今までにないくらいに星の数が多い。
我ながら本当かなって思うんだけど、ここ2週間で2回、流れ星を見ている。
世が乱れる前ぶれの、妖霊星じゃないと良いんだがね。
ところで、妙な話がある。
こっちは目が悪くて眼鏡をかけていて、はずすと星は見えなくなる。
ところが、その星じゃないところに目を向けると、視界の中にその星が見えてくる。
で、その星を見ようと、目を向けるとまた見えなくなる。不思議な話だ。
見えない目を以てすると、見まいとする時に、モノが見えてくるってことなんだな。
それはそれとして、いつもは眼鏡をかけて、星空を見上げてるんだけど、東京でも全ての感覚を駆使すれば、無数の星を見ることが出来る。
うちの家紋は、九曜って言って、大きな星のまわりを、八つの星が囲んでるやつ。
この形象は、月を見よ、星を見よ、そして天地の理を究めよと語りかけているようだ。
なるほど、そうだったのか。何だか、いろんなことが繋がって来たぞ。