瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

ライバル

天才は、不思議と同時に現れる。
二人は、ライバルと呼ばれて成長し、時代を築いてゆく。
密教伝来の、空海最澄
甲子園の、ハンカチ王子マー君
フィギュアスケート浅田真央キム・ヨナ
オリンピック、今日の戦いはすごかったね。
3位以下の選手も金メダル級のハイレベルだったけど、あの二人は別格だった。
雲の上の一騎打ちみたいな次元だ。
同時に出現してなかったら、お互い、あのレベルまでいってなかったかも知れない。
ライバルがいるってことは、幸せなことだ。
8位入賞の中に、日本人が3人、アメリカ国籍の日本人が1人。だから、8人中4人が日本人。
キム・ヨナを含めて、上位8人中5人が東洋人だ。
スケートはもともと西洋のものかも知れないけど、東洋人の持つ、繊細な美意識が世界を制した。
西暦に対して、東洋の暦、中国の農暦や韓国の陰暦、日本の旧暦が育んだ心の文化が、その根底には流れているんだろう。
世の中には、いろんな暦があるけど、その文化に合った暦を使いこなせば良い。
暦に、ライバルはないんだから。