瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

特異日

2月17日は、東京の雪の特異日なんだってね。
ここんとこ、寒くってグズついた天気の日が続いてて、今日の予報も曇りのち雪になってる。
多分、夜中あたりから降り出すだろう。
特異日ってのは、偶然とは思えないほど高い確率で、ある気象状況が現れる日のこと。
これって、グレゴリオ暦の日付で言ってるんだけど、旧暦の日付だったらどうなるんだろう。
「月を風雨とし、日を寒温とする」って言って、太陽が暑い寒いの原因で、月が雨風の原因だっていう意味だ。
月は、海の水を満ちたり引いたりさせるくらいだから、空気中に漂う水の粒である雲の動きも、きっとあやつってるんだろう。
グレゴリオ暦太陽暦だから、その日付には太陽の要素しか入ってないけど、旧暦は太陰太陽暦だから、太陰(月)と太陽の両方の要素が、その日付には含まれている。
ってことは、旧暦の方が気象情報を、より多く盛り込んでるってこと。
だから、旧暦で過去の天気の統計を取ったら、グレゴリオ暦よりも、たくさんの特異日が出て来るんじゃないかな。
もしかすると、天気や、それに影響される人の気持ち、さらには社会現象まで予見するには、旧暦の方が使えるのかも知れない。