瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

年の瀬

今日は、旧暦の十二月二十六日。
いよいよ、年の瀬も押し詰まってきた。
あと5日で年が明ける。
年忘れなんていって、親戚や仲間とドンチャン騒ぎなんてのも一段落。
そろそろ、門松も立て終わって、餅でもつこうかって頃だ。
正月用品や、おせち料理の材料を買い出しに行ったりもしたんだろう。
十二月を師走と呼んで、師匠までもが走るほど忙しいって言うんだけど、春も近い今時分が年の瀬なら、何故かそれほどバタバタしない。
多分、ジングルベルがいけないんだな。
クリスマスがなけりゃ、新暦の年の瀬だって、あんなに忙しくはならないはずだ。
忙しいったって、昔は呑気なもんだったんだろう。
たかだか140年ぐらい前までは、こんな感じの年の瀬だった。
人が歩くのと同じ早さで、新しい年もやって来る。
それが、旧暦の年の瀬なのさ。