瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

新月

今日は、旧暦の三月一日。新月だ。
新月に願い事すると、かなうって言うね。
瞳堂主人は、旧暦のひめくり「ひめ暦」を日々書いている。
旧暦的な考え方を普及させたい。そして、自然とともにある、当たり前な世の中に戻したいってのが、願いなんだな。
共産主義が崩壊して、資本主義も破綻しかけている。
国の体制や政治なんてどうでもいい。大切なのは、調和ってことなんだ。
「調和」、英語で言うと”harmony”か。でも、ちょっとちがうな。
調和の和は、和風の和だ。
「和」という考え方は、月の満ち欠けのリズムと、太陽の運行のバランスの上に生まれた。
つまり、旧暦が、日本の「和」という文化を育てた揺り篭ってことなんだな。
ところが、本家本元のこの国でも、調和の和という考え方が曖昧になってきている。
こうなったら、もう一度月の満ち欠けのリズムに身をゆだねて、調和の和をあらためて身につけていくしかない。
だから、旧暦を広めたい。とくに、子どもたちに、その良さを伝えたい。
これが、新月にかけた願い事、というより、こっちの志ってとこだな。