瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

外来種

本来そこにいないはずの動物や植物が、人為的か何かのはずみかで持ち込まれて、定着したのを外来種って言う。
食用にするために連れて来たウシガエル
ウシガエルの餌にするために持ち込まれたアメリカザリガニ
スポーツフィッシング用に放流されたブラックバス
切り花用の観賞植物として導入されたセイタカアワダチソウ
どれも、はびこり過ぎて困っている。
はびこるだけじゃなくて、日本固有の在来種が駆逐されて、絶滅危惧種が増えている。
メダカも、絶滅危惧種なんだってね。
嘘だって思うかも知れないけど、よく見かけるのは、ほとんどカダヤシってやつだ。いつの間にか、すりかわっちゃってる。
こいつは、ボウフラの駆除のために、ミシシッピ川から連れて来られた。
メダカが減ったのは、環境の悪化が一番の原因だけど、繁殖力の強いカダヤシにやられてるからなんだな。
動物でも植物でも、やっぱり、あるべきところにあるのが一番だ。
良かれと思ってやったとしても、不自然なことをすれば、必ず妙な結果を招く。
やろうとすればやれることでも、絶対やっちゃいけない事が、この世の中には沢山ある。