瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

階段そうじ

こっちは、古い集合住宅に住んでいる。
年に1~2度、建物の周りの草取りを、住人総出でやる以外は、自分ちのまわりのそうじは自分でやる。
まあ、当たり前のことだな。
共有部分の階段のそうじについては、一応、当番制になってるみたいだけど、実際は、気がついた人がやっている。
ここんとこ、風の強い日があったりしたせいか、階段まわりが汚れてるのが気になった。
一昨年の秋に亡くなったおばあちゃんが、よく階段まわりを掃除してくれてたのを、ふと思い出した。
生前、「何かあったら、お願いね」ってよく言われていて、何の因果か、おばあちゃんが亡くなってるのを発見し、救急車の手配をしたりしたもんだから、「何かあったら」の約束を果たしたつもりでいた。
でも、「何かあったら」ってのは、生前おばあちゃんがやってたことを引き継ぐって事で、「何かあったら」やっといて頂戴ねってことだったのかなと思いあたった。
それで、今日は柄にもなく、階段をほうきでそうじした。
やり慣れないことをやったんで、手にマメが出来たけど、何となく清々しい気分になった。
今は空き家になっている、おばあちゃんちの前も、軽くそうじしといたからね。