瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

ごみゼロの日

5月30日は、5と3と0で、「ごみゼロの日」。
当初は、空き缶は持ち帰ろうとか、不法投棄をなくそうってことで、一斉清掃をしたりしてたそうだ。
ところが、だんだん環境問題が深刻化してきて、ゴミの減量や再資源化の方が、メインになってきた。
でも、ゴミなんか出したくなくたって、出ちゃうんだから仕方がない。
企業の側からすれば、人と人の接点を極力減らせば経費が省けて、儲けが出る。
だから、店頭に人を置かずに、パッケージした商品だけを並べておく。
そのパッケージは、家についた瞬間にゴミになる。
信販売だって、届いた商品の梱包をとけば、大量のゴミが出る。
消費者が、どれだけゴミを出さない努力をしても、商品と一緒にゴミの予備軍が沢山くっついて来るんだから、追い付かない。
何も買わなきゃいいけど、なかなかそうもいかない。
ゴミを減らす努力は、企業の側にこそしてもらいたいね。
目先の経費削減が、子どもたちの将来に、大きな負担を残すことになるんだから。
せめて子ども達には、ゴミが沢山出れば出るほど、人の心は寂しくなるってことを、伝えておきたい。
ゴミは月に捨てろなんて言い出す大人を、作らないためにも。