瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

エリック・サティ

エリック・サティは、フランスの作曲家。
一番有名な曲は、やっぱり「ジムノペディ」あたりかな。
曲名は知らなくっても、聞けば、あれかってすぐ分かるはずだ。
1866年生まれってことだけど、曲を聞いた感じじゃ、もっと最近の人かと思っていた。
ドビュッシーラヴェルなんかの、印象主義音楽の走りなんだってね。
コクトーピカソなんかとも、友達だったらしい。
変な曲名をつけるのが好きみたいで、「ひからびた胎児」とか「犬のための本当にぶよぶよした前奏曲」なんてのもある。
演奏の仕方の指定も変わってて、「歯痛をもつ夜ウグイスのように」なんてのが、楽譜に書き込んである。
要は、変わり者だな。
昔、どこかのお店で、ジムノペディが流れてて、「この曲聞くと、どうしてか、瞳堂さんのこと思い出すのよね」って言われたことがある。
どういう意味か、さっぱり分かんないけどね。
それはそうと、エリック・サティは昼間は寝ていて、夜、月の光で暮らしてたんじゃないかって気がする。
それも、レースのカーテン越しに。