瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

小満

今日は二十四節気の一つ、小満(しょうまん)。
小満って字面だけじゃ、よく分かんないけど、万物が成長し満ちる頃っていう意味。
秋に蒔いた麦が穂を出し、実が満ちてくる頃で、まだ大満足とは言えないけど、一安心、小満足ってことで「小満」になったのかも知れない。
七十二候の初候は、「蚕起食桑(かいこ おこりて くわをくらう)」
蚕が、盛んに桑の葉を食べる頃。
次候は、「紅花栄(べにばな さかう)」
紅色の染めに使う紅花が、咲き誇る頃。
末候は、「麦秋至(むぎのとき いたる)」
麦秋(ばくしゅう)、麦が実っていよいよ収穫をむかえる頃。
梅雨に入る前の今時分は、新緑も綺麗だし、晴れればカラッと気分よく、一年でも一番いい季節かも知れない。
沖縄じゃ、この小満と次の芒種を合わせて、「小満芒種(スーマンボースー)」って言って、梅雨のことをさすらしい。
沖縄は本州より早くって、ちょうど今頃が梅雨だからね。