瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

芒種

今日は二十四節気の一つ、芒種(ぼうしゅ)。
「芒(のぎ)」ってのは、穀物の先についてる細い毛のことで、ここでは稲のことをさす。
「種(しゅ)」は、種を蒔いたり、植えたりすること。
だから芒種は、稲の植え付けの頃って意味。
七十二候の初候は、「蟷螂生(とうろう しょうず)」
そろそろ、カマキリが生まれる頃だ。
次候は、「腐草為蛍(ふそう ほたるとなる)」
腐った草の下から、蛹から羽化したホタルが出てくる頃。
末候は、「梅子黄(うめのみ きなり)」
梅の実が熟して、黄色く色づく時分ってことだ。
きのう行った茨城のあたりは、もう田植えが済んでいた。
地方によって多少前後はしても、芒種は農業の目安になっているんだろう。