瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

ラジオ体操

夏休みって言えば、ラジオ体操だな。
あれは、1928年(昭和3年)に始まった。
もう80年以上もやっている。
当たり前のことだけど、ラジオってのは音声だけだから、最初は体操の振り付けが分からない。
それで、郵便局員が全国に周知して回ったらしい。
そんな苦労の甲斐があって、今じゃ、ほとんどの人がラジオ体操のやり方を知ってる。
途中、いろいろ変わったところもあるらしいけど、こっちの知る限りでは変わってない。
ラジオ体操の歌も変わってない。
出席カードを、首からヒモでぶらさげるスタイルも、昔っから変わってない。
あと、初日か最終日に、ジュースか何かをくれたりするのも、変わってない。
テレビやら、携帯電話やら、パソコンやら、どんどん世の中が変化し発展し続ける中、ラジオ体操の周辺だけ不思議と変わらない。
ある意味、型が出来上がってるから、変えようが無いのかもしれない。
親子何代にも渡ってラジオ体操をやり続けてるってのは、これはもう、国民的伝統芸能って言ってもいいくらいだ。