セミ

セミが鳴かないと、夏って感じがしない。
逆に、セミが鳴くと暑く感じる。
場所によって違うんだろうけど、セミの種類によって、鳴き始める時期が少しづつちがう。
それは、土の中の温度変化と、今後の地上の温度変化に関するセミ的予知の結果かも知れない。
温度が上がったから羽化しようってのもあれば、台風が多そうだからとか、秋が早そうだから早目に羽化しとこうってのもあるだろう。
だから、セミの種類ごとの鳴き始めの時期のデータを取って、そのパターンの変化を読み込めば、夏から秋にかけての季節の流れを予見できるかも知れない。
ちなみに、去年の手帳を見ると、8月3日にツクツクボウシが鳴いたと書いてある。
例年、8月中旬以降に鳴き始めるセミだから、2週間ほど早い。
これは、秋の訪れが早いと読むことが出来る。
はたして、8月22日あたりからポツリポツリ、夜中にひんやりとする風が出てきている。
かなりおおざっぱな言い方だけどね。
さて、今年は一体どうなるか。
うちのあたりでは、ニイニイゼミとアブラゼミ、ミンミンゼミの鳴き始めに、あまり時間差が無くて団子状態だから、もしかすると、今年の夏は一気に暑くなって、その後、パタッと秋になるかもね。
当たらなくっても、責任は取らないけど。