瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

小暑

今日は二十四節気の一つ、小暑
いよいよ暑気に入る。
昔はよく、「暑気払いに、ビヤガーデンでも行くか」なんて言ったもんだけどね。
さて、七十二候の初候は、「温風至(あつかぜ いたる)」
夏らしい暑い風が、吹き始める頃だな。
次候が、「蓮始開(はす はじめてひらく)」
蓮の花が咲き始める。
上野の不忍池あたりで、蓮の花でも眺めれば、一時、暑さを忘れられるかも知れない。
末候は、「鷹乃学習(たか すなわち がくしゅうす)」
今年生まれた鷹のひなが成長して、飛ぶことをおぼえ、空高く舞い上がる頃だ。
鷹は、身近な生き物じゃなくなったから、なかなか実感しにくいけどね。
何しろ、この頃には梅雨も明けるだろう。
そしていよいよ、夏の土用に入る。
暑中見舞いを書く時期なんだけど、もっぱら鰻の蒲焼のことの方に気が行っちゃうんだな。