瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

東京過疎

東京は過密都市って言われるけど、実は過疎化してるんじゃないかな。
港区にある10の中学校のうち、1学年1クラスしかない学校が5校もある。
いわゆる少子高齢化とも、ちょっと違う感じだ。
スーパーに行っても、あまり子どもはいなくって、年寄りの姿が目立つ。
そんな感じだから、スーパー自体が売上不振で閉店しちゃった。
コンビニなんか何軒あったって、間に合わせにしかならない。
そのかわり、八百屋トラックが時々来る。
正直、住みにくさってのが実感としてある。人の住むところじゃない。
ビルがいっぱい建ってても、住人の暮らしには何の足しにもならないからね。
まわりを山に囲まれてるか、ビルにかこまれてるかの違いだけで、過疎の村と近いものがある。
昼間は、働きに来てる人がいっぱいいるから、活気があるように見えて、気付かないだけの話だ。
東京は、いろんなものを発信してるように見えるけど、企業が発信してるだけで、東京って街そのものはいたって寡黙な気がする。
一地方都市としての東京のありようを、そろそろちゃんと考えないと、過疎どころか廃墟になっちゃうかも知れないよ。