洗濯

洗濯って言えば、物心ついた頃から、ずっと洗濯機だな。
おばあちゃんちで、たらいと洗濯板を見たことはあるけど、実際に使ったことはない。
だから、脱いだ服は洗濯機に放り込んで、粉石けんを入れて、スイッチを押すって作業に、何の疑問もなかった。
でも、水流が右に回ったり左に回ったりするだけで、本当に汚れがおちてるんだろうか。
たしかに、きれいになったように見えるけど、蛍光剤だか漂白剤だかのおかげで、きれいになったように見えるだけで、本当は汚れはおちてないんじゃないか。
そう思って、洗濯して干したタオルを、風呂場の洗面器に入れて、ゴシゴシやってみたら、白くにごった水が出た。
もともとの、こっちの洗濯の仕方が悪かったのかもしれないけどね。
もし、洗濯機に任せて、汚れを全体にまんべんなくのばしちゃってるだけなら、やらない方がいい。
それと、清潔病って言うのか、ひんぱんに洗濯しすぎるよね。
これじゃ、家電メーカーと洗剤屋を喜ばせるだけだからな。
環境問題も含めて、もう一度、洗濯ってものを考え直してみましょうか。