街路樹

陽射しがすごくて、アスファルトに落ちた自分の影が、真っ黒に見える。
歩いてる分にはまだいいんだけど、信号待ちで止まると汗が吹き出すから、日陰で少し休むことにする。
そんな時、街路樹はありがたい。
街の美観のためとか、道路環境の保全、歩行者の雨よけ日よけ、ほかにも街路樹の役割はたくさんある。
その上、大気の浄化とか、暑さを防ぐことまで任されてるんだから、いつも本当にありがとう。
アスファルトのすき間にポツンと植えられて、空気悪いし、車がうるさいし、全く大変だと思うよ。
同じなら、仲間のたくさんいる静かな山ん中で、暮らしたかっただろう。
都会暮らしとうらやむかも知れないが、本当に過酷な状況の中、なんとか生きてますって感じなんだよ。
それは、人間も同じかも知れないけどね。