瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

建国記念の日”は、“建国記念日”ではない。
神武天皇が即位した日を日本の建国とみなし、明治時代に、紀元節って祝日にした。
戦後、日本国憲法にそぐわないってんで、紀元節は廃止された。
その後いろいろあって、名を変えて“建国記念の日”として復活した。
2月11日が、日本の建国の日である根拠があいまいだってことで、ズバリ“建国記念日”じゃなく、“の”の字を入れて“建国記念の日”。
「建国をしのび、国を愛する心を養う」って名目でね。
“の”の字を入れて、あいまいにしてまでも、復活させたかったんだろう。
旧暦のカレンダー“月のこよみ”にも、“の”の字が入っている。
でも、あいまいにするために入れたわけじゃない。
こっちはむしろ、“月”を強調して明確にするための“の”の字なんだな。