金環日食

もうすぐ金環日食だ。
首都圏で金環日食が見られるのは、173年ぶりなんだってね。
でも、日食そのものはそう珍しい現象じゃない。
見える時間帯と地域が限られるから、めったに起きない印象がある。
むしろ、日食より月食の方が頻度が少ない。
日食は、必ず新月の日に起きる。
新月の日に、必ず日食になるってわけじゃないけどね。
今回の日食は、月が地球から遠くにあって小さく見える状態だから、月が太陽を隠した時に、周りから太陽の光がはみだして金の環に見えるんで、金環日食って言うんだな。
今は、何日の何時に日食が起きて、どんな風になるかまで分かっちゃうんだからたいしたもんだ。
いつごろから予測出来るようになったのか知らないけど、昔の人はたまげただろうね。