瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

第六次産業

第一次産業は、農業や水産業のように、直接自然に働きかけて、富を作り出すもの。
第二次産業は、製造業や建設業のように、原料を加工して、富を作り出すもの。
第三次産業は、それ以外の産業で、小売やサービスなどによって、富を作り出すもの。
その第一次、第二次、第三次産業の全部を足したのが、第六次産業。
つまり、第一次産業の従事者が、農産物や水産物を生産するだけじゃなく、加工して流通させて販売までやる形態のことなんだな。
直販とか、産直レストランみたいなやつ。
もう、安い物を沢山っていう時代でもない。
食の安全にしても、地産地消にしても、第六次産業の考え方を後押しするだろう。
一番大切なのは、農業と水産業だからね。
でも、第何次産業であっても、“富を作り出すもの”には変わりないから、結局のところ銭儲け。
“世の中のため”って思いだけは、忘れないでいたいもんだ。