瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

利き手

ペットボトルの水を、利き手で持って飲むのと、反対の手で持って飲むのとで味がちがう。
利き手で持って飲む方が美味い。
反対の手の方が少し不慣れな分、妙なところに力が入ったりして、味覚に集中できないからだろう。
逆の言い方をすると、利き手で作業するとスムーズな反面、新鮮味に欠けるってことだ。
物事の見方や考え方を少し変えてみたい時には、反対の手を使ってみると、世界観が変わることがある。
不慣れとか不自由ってことが、何か無限の可能性につながるような気にすらなる。
日常、時間がたつのが早く感じるなんてのも、もしかするとスムーズすぎることが原因なのかも知れない。
スムーズに行かないのはストレスにもなるけど、結果的に充実することもあるからね。
たまには、利き手を封印してみるのもいいかもよ。