瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

あきない

あきないとは、物を売り買いすること。
商い、つまり商売のことだ。
「商い」って言葉は、農民の間で収穫物を交換するのが“秋”だったから、「秋ない」から「商い」になったらしい。
「秋ない」が「商い」になったなんて、単純すぎるような気もするけど、案外そんなもんなのかも知れない。
今年の夏も暑くて、とくに9月に入ってからの暑さは物凄かった。
やっと雨が降ったこともあり、きのう今日はグッと気温が下がって、涼しいを通り越して寒いくらいだった。
暑さの長引いたあと、急に寒くなることがあって、夏からいきなり冬になり、秋が無いような年がある。
そうなると、当然、秋物が売れなくなる。
アパレル業界にとって秋の無い年は、知恵をしぼらないと商いの無いシーズンになる。