食欲

この夏も暑かったけど、不思議と食欲は落ちなかった。
前は、喰わなきゃバテると思って、喰おう喰おうとしてたから、食事が苦痛で食卓につくのもいやだった。
今は、喰おうとも喰うまいとも思ってないから、逆に普通に喰えるようになった。
「喰わなきゃ」とか「喰わなくていい」なんてのは、所詮、頭が考えることだ。
身体は、頭がどう考えようと、必要なものは入れるし、いらないものは出すように出来ている。
涼しくなったせいか、食欲が出てきた。
同時に、美味そうな野菜や魚が、店頭に並ぶようになってきた。
美味いものを喰えば食欲が増して、喰う量も増えていく。
このままだと相当に太りそうだけど、そうはならない。
寒い冬に向かって、身体が養分を蓄えようとしてるんだから、頭で下手に考えてブレーキをかけないことだ。
頭じゃなくて、身体にまかせて生きるってこと。