瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

時計の針は止められても、時の流れは止められない。
1日たてば1日分、1年たてば1年分、いやでも歳をとっていく。
時の経過を劣化と感じるようになったのは、いつ頃からだっただろうか。
何歳ごろからっていうより、身近に死と接し、それを内面の出来事と感じた時からだ。
そう悲観的になることは無いのかも知れない。
でも、確実にその時は来る。
容姿が衰え、感覚が鈍り、身体がいうこときかなくなって、自分で飯も食えなくなる。
そうなる前に、この世を去るのが幸せだな。
となると、死なないようにそおっと生きてゆくよりも、やりたいように生きるのがいい。
考え方を変えれば、少しは楽に生きられる。
それでも、この世に生を受けたときから、老・病・死からは逃れられない。
時の流れは止められないが、流れにこの身をゆだねれば、流れてないのと同じことだ。