瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

一本道

暗い中、細い一本道をたった一人で歩いていた。
先に何があるかもわからず、でこぼこで歩きにくい道。
時として、歩きにくい道をわざわざ選んだようにも思う。
それが、少し明かりがさして、まわりがぼんやり見えてきた。
道は細くはなく、でこぼこでもない。
たった一人でいるのではなく、どうやら仲間がいるらしい。
このなつかしい明かりは何なんだろう。
それはだれでも知ってるあのひかり。
月。