瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

恐れ

人は、何かを恐れて生きる。
恐れはしないと思っても、心のすみに恐れはある。
苦しかったら、どうすればいい?
恐れとは「死」のことだから、死なないことには克服できない。
ただ一つ、死なずに楽になる手がある。
月を見ること。
月は満ちて丸くなる。
満月を過ぎれば欠けて、ついには見えなくなってゆく。
目に見えなくても月はあり、ただただ、満ち欠けをくり返す。
これが、月のめぐり。
海の潮の満ち引きも、月のめぐりとともにある。
心も身体も、月のめぐりと同じじゃないか?
全てはめぐりと気がつけば、より良く楽に生きられるよ。