瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

特別な普通

今までやったことのない仕事に挑戦する機会に恵まれたり、思いがけない出逢いがあったり、そんな特別な出来事が沢山あればいいと思う。
それが、日常茶飯事になればいい。
特別なことが茶飯事になって、普通のことと感じられても、やっぱりそれは特別なことなんだろう。
茶飯事って言うけど、文字通り、茶を飲み飯を食うことを考えてみると、日常のことでありながら、なかなか当たり前のことではない。
一椀の飯がここにあるということは、太陽や月の恵みを受けて、多くの人々の力を借りてできた米があり、いろんな人のおかげで、今ここに自分がいるからこそ、食うことができる。
特別なことを普通に感じられるということと、普通なことを特別に感じられるということ。
それは、物事一つ一つの意味を知り、感謝の心を忘れないということなのかも知れない。
だから、特別な普通を生きてゆく。
今更ながら、そう思う。
ところで、「日常茶飯事」、読めた?