瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

数え年

年齢の数え方に、数え(かぞえ)と満(まん)とある。
数え年は、生まれた年をいきなり1歳とし、以後、1月1日を迎えるごとに1歳としをとる。
だから、12月31日に生まれた人は、翌日の1月1日には2歳になる。
ちょと不思議だね。
満年齢は、生まれた年は0歳で、1年満了ごとに1歳としをとる。
現在一般に使われているやりかただな。
川端康成の『山の音』って小説を読んでたら、「今年から満で数えることに改まったので」とあり、そんな境目になる年があったのかと調べてみた。
1950年(昭和25年)1月1日施行。
年齢のとなえ方に関する法律」ってのがあって、満年齢を使うように心がけなければならないとある。
それでも、七五三や、古稀喜寿の祝いなどは数えでやることが多く、厄年は数えでやる。