瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

景気

景気が良いとか悪いとか言うけど、まったく実感がない。
景気が良い状態が、具体的にどういう状態なのか、説明されても分かんないしね。
誰だか、景気の「気」は気分の「気」だって言った人がいる。
これが一番わかりやすい。
理屈抜きに、大丈夫そうだって思えば、金使うもんね。
一寸先は闇とは言っても、そのまた先に光が見えたら、財布のひももゆるむってもんだ。
つまり、経済の「実態」うんぬんよりも、世間一般の「気分」ってことだ。
景気ってのは、ずっと良いってこともなければ、ずっと悪いってこともない。
景気は、常にめぐっている。
儲かる儲からないよりも、順調に金が世の中をめぐってくれれば御の字だ。
滞りなければ、すべて良し。
これは、金も心も身体もいっしょ。
月のめぐりが、いいお手本さ。