瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

やさしさ

ジョージ・ウィンストンのピアノが、80年代の懐かしい場面を連れてくる。
みんな、やさしかったよな。
たいがいの事は断らなかったし、むしろ、すすんで損をしていた。
バカさ比べをしてたようなもんだ。
それが、ある種のやさしさで、カッコいいと思ってた。
80年代は、やっぱり華やかだったんだな。
景気もよかったし、大丈夫、何とでもなるって感じがあふれていた。
余裕があるから、人にやさしくできたのか、ホントにやさしかったのか。
時代は変わり、あの頃のツケと言えなくもないが、かなりギスギスしてきたね。
この世を去った仲間もいるが、やつらは今もやさしいまんまで、バカのまんま。
こっちも負けずに、バカのまんまだ。
も一度、あんな時代は来ないだろうけど、やさしさって、バカさ加減のことなんだよ。