瞳堂の月下独酌―blog―

瞳堂主人のブログです

何が?

戦後70年、それから安全保障のこと。
「戦争」って言葉を、耳にし目にすることが増えた。
反戦の集会があったり、デモがあったり。
非戦だとか不戦だとか言ったりね。
「反」も「非」も「不」も、次にくる言葉を否定する語だ。
どれも、それ一文字では意味を成さないから、否定をしながらも「戦」自体の存在は認めることになる。
言霊(ことだま)ってのがあって、良い言葉を口にすれば良い事が起き、悪い言葉を発すれば悪いことが起きるって考え方がある。
だから、「反」「非」「不」をつけて否定したつもりでも、むしろ強く「戦」が起きることを肯定している。
良くも悪くも「戦争」はあります、ってとこから話が始まるってことだ。
だからこっちは、誰かが戦争のことを論じても、「何が?」って言いたいね。
馬鹿だから、戦争だとか攻撃するとかされるとか、思いもしないことなんでね。